エトルタの日常

誰もが綺麗なものが欲しいわけじゃない。

誰もが綺麗なものが欲しいわけじゃない。

こんにちは。 今日は『誰もが綺麗なものが欲しいわけじゃない。』 というお話です。 街で、ネットでお買い物する際に "なんか売りつけられてる感あるなぁ、、" と感じることがあります。 カッコいい、可愛いヴィジュアルイメージで陳列されているのは良いのですが "正直、なんか物足りない、、" これはなぜでしょうか。     私のお店の大切な考え方のひとつ 『誰もが綺麗なものが欲しいわけじゃない。』 を説明します。   本当に欲しいもの それではお買い物において 自分が本当に欲しいものって何でしょうか?   提案して欲しい! けど自分で選びたい。 選択肢が欲しい! けど種類がありすぎても選べない。   .....。 お買い物ってむずかしいです。   じゃあ本当に欲しいものって何? これは納得出来るものだと私は思っています。 つまり...

30代からのヴィンテージラグ

30代からのヴィンテージラグ

   こんにちは。 今日は『30代からのヴィンテージラグ』というお話です。   なぜここで年齢を出すのか?これには実は意味があります。 私のお店はまぎれもなく30代以上の大人の方の為のセレクト。 もちろん若い人も来てくれますと、とても嬉しいです!! ただ"30代以上のヴィンテージラグ"という隠れたコンセプトがあります。 それではその理由をお話します。どうぞお付き合いください。   初めてのヴィンテージラグ  皆さんは初めてのヴィンテージラグって何歳くらいの時だったでしょうか?? "元々物心ついた頃から家に敷いてあったよ" なんていう方もいらっしゃると思います。 昔は、洋間なんて言ったり客人を迎えるお部屋が設けてあったりしましたよね。私の世代ですと歴史のあるお家には、ペルシャ絨毯やパキスタン絨毯が敷いてありました。 ※こちらの写真は商品ではありません また大人になってからインテリアショップで、趣味に合うものを手にしたという方もいると思います。(私はこちらです)  どちらにせよ関心を持つのは、やっぱりひとつ自分の部屋を持ってから。 自由にして良い空間が手に入ると次第に きれいな、またはカッコいいものが欲しいと思いますよね^^   憧れる世界 インテリアやファッションなどの世界においては、ヨーロッパは特に文化があります。 今私がお店で扱う"ヴィンテージラグ"というような中東のデザインのものが、古くから根づよく街に溶けこんでいます。 舶来(古いですかね?笑)の雑誌や映画などを見れば、よく分かりますよね。 日当たりの良い窓際に彩り豊かに敷いてある姿。 洋風の開けたリビングに無造作に何枚も敷いてある姿。 薄暗い寝室の間接照明で照らされて、映る模様。 ヨーロッパの世界は今でも多くの人々を虜にする文化、そしてスタイルのある暮らしです。  ...

DOG LIFE 犬とラグ

DOG LIFE 犬とラグ

『犬とラグ』。相性抜群の犬とウールの手織絨毯。初めてお迎えになる方は心配される場合が多いです。少しでもお力になれればと思いますので、私の実体験を簡単にお話させてください。①ウールラグへの壁 ②犬に似合う ③1番の目的"滑り止め" ④どんなクッションでもいい 。色々な理由でラグは自宅にやってくると思います。犬とラグの関係性を考えるきっかけになれば嬉しいです。

真実をお話しします。

真実をお話しします。

こんにちは。 ヴィンテージ手織りラグ専門店 Maison Étretatです。   私は誇張表現が苦手です。 カッコをつけるのも。 例え目の前の相手に稚拙な印象を与えてしまったとしても、素朴な表現を繰り返します。 飾らない姿で人と接することが好きですし、大人になった今はそうすることがもっとも心地よい対話。 そして接客だと思います。   だから今日はお店での真実をお話しさせてもらいたいと思います。 blogを覗いて下さるような方の前では、何も飾ることはありません。 ありのままの京都のメゾンエトルタ。 それではお店での『真実をお話しします』。   ヴィンテージラグブーム まずは本題に入る前に、補足説明をさせて下さい。 昨今ヴィンテージラグブームがありました。 一般的なヴィンテージラグの買物体験。その姿を簡単に。   Instagram(インスタグラム) で火がついて流行しているヴィンテージラグ。 お部屋に敷くとガラッと雰囲気が変わり、写真に映る姿も特別です! そして作家ものとは言わないですが、カジュアルなものであってもひとつひとつ手織りされています。 全く同じ物が、この世にふたつとないラグなんて! 想いを寄せて思わずドキドキしますね。   魅力はやっぱり中東部族のデザイン性、そしてその古びた風合いだと思います。 ネットで検索する時も、そのシャビーな佇まいに惹かれて探し回ってしまいます。 イメージ通りのものが見つかった時には有頂天!...

幸せになる準備。

幸せになる準備。

 こんにちは。 色や姿かたち。同じものはふたつとないヴィンテージ手織ラグの世界。 ラグを手にした時、これを買う為に準備をしていたのではないかな?と思うような時があります。 今日は『幸せになる準備』というお話です。     人は知らない吉より、知っている凶 次の言葉を良い例えとして使わせて下さい。 "人は知らない吉より、知っている凶" ん?吉と凶? そうです。人間は知らないものよりも、知っているものに手を伸ばす傾向があります。 例えその"知らないもの"の先に良い事が待っていたとしてもです。   私自身もこの言葉は仕事のシーンなどでよく耳にする言葉でした。 "いつも通りの行いが、いつも通りの結果を招く" "最初は大変だけど、未知の世界に足を踏み入れれば新しい世界がから開かれる" 仕事のパートナーから言われた事もありますし、後輩に対して近しいことを言ってきた過去もあります。   それで何故この言葉を持ち出してきたかと言いますと、インテリアの世界ではこの言葉が逆説として通用するからなんです。 "知らないものよりも、知っているものが大吉" あくまでも私の持論です笑   心とからだの準備 お店を始めて半年も経たないのですが、多くのお客様に支えられてなんとか今日もお店を開けることが出来ています。 そのお客様達の声として  "まるで前からそこに合ったかのような、、"  という嬉しいお言葉を頂戴することがあります。 ヴィンテージラグという趣向品をお届けする身としては、それ程嬉しい褒め言葉はありません。 言われた時はとてもとても幸せな気持ちになります。  ...