
FAKE ANTIQUE
今回はFAKEについてのブログです。 アンティークを扱う立場の人間として、とてもデリケートな部分になります。 お客様からのご要望を受けて今日は少しだけお話します。 『私の買ったこれって本物ですか?』 に対する私なりの回答です。 FAKE? 実店舗ですので多くのお客様からご相談があります。 大きなお金を使ってまで偽物を買ったなんて、とても残念な話。 『お見せ頂いたこちらはFAKEです』 なんてお返事した時には、涙する方もいらっしゃいました。 言いたくないけれど、聞かれた限りはお応えするのが礼儀だと思いますので出来る限りでお返事します。。 精一杯ご対応していますので、どうかご理解下さい。 文章にすればFAKEの背景が知れるのでお気持ちも和らぐかなと思いました。 ※本文ではFAKEと横文字で表現するのもクッションの役割です。 日本にはアンティークが極めて少ない これは現地の絨毯商人とコレクター達が皆口を揃えて話すトピックです。 この現状を踏まえて ビジネスでは大きくふたつの動きがあります。 ひとつは、まだ未開の地に本物を届けるということ。 ふたつめは、経験の無い人々を利用すること。 そして残念ながら今は後者の流れが強く働いています。 FAKEを届ける現地の商人がいて、FAKEをアンティークだと言って一般人に届けるお店が多く存在します。 改めて断っておく必要は無いかもしれませんが、メゾン...