Simple room. | 白い壁と木の床

Simple room. | 白い壁と木の床

こんにちは。

ヴィンテージ手織りラグ専門店 Maison Étretatです。

 

今日は『白い壁と木の床』というお話です。

直接お会いした方であればお伝えさせて貰っているかもしれません。

セレクトでは、"シンプルできれいなヴィンテージラグ"を心がけている当店。

それを敷くお部屋のイメージも"シンプルできれい"を思い描いています。

シンプルテイストとは

 "シンプルできれい"

シンプルとは、スッキリとした色づかいや模様デザインのことを指します。

また白い空間に敷いて収まりの良いモノもシンプルです。

 

エスニック(民族調) 、オリエンタル(東洋)、和風、チャイナ etc.

どんな世界にもシンプルテイストは存在します。

(※私の場合、これは業界人になってから本当の意味で理解しました^ ^)

 

色づかいが豊富で奇抜であっても

模様だらけであったとしても

"シンプルできれい" というものは存在して、それを世界ではシンプルテイストと呼んでいます。

 

身の回りでシンプルだなぁと思い当たるものは、ありますでしょうか?

 

シンプルへのこだわり

私がシンプルにこだわるのは

シンプルは個性を活かすからです。

 

今や世界的に有名なブランドになったUNIQLO。

これがカッコ良く着こなせるのは、元々自分のスタイルを持っている人です。

シンプルでプレーンなお洋服が引き立つのは、着る人の個性があるからです。

安物だなんて言わせない雰囲気はクールです。

 

ヴィンテージラグでも一緒。

デザインの塊のようなトライバルラグ(部族のラグ) ですが、そこにもひとつの道筋が辿れます。

私は"シンプル"という軸でセレクトをしています。

お部屋に持ち帰った時、"馴染むなぁ"と感じて下さったのであれば私の経験と努力が実った証です。

感無量の瞬間ですね。

 

個人のセンスで判断をするデザインの世界。

もちろん感じ方は十人十色ですので、

シンプルだとは思わない。もっと◯◯なテイストの方が合う。

そんなご意見は当然のことです。

そのお客様にとってお好きなスタイルに見合うものであったこと、そして当店エトルタで選んで下さったことに、こちらも感謝の言葉しかありません。

このように様々な趣味、多様な人々との出逢いの間口になれるのもシンプルの大切な魅力のひとつです。

 

まるでシンプルは世界の共通言語のようです。

そして共通のものだからこそ、個性が引き立ちます。

無難は嫌

シンプルって無地のことでしょ?

無難=シンプル

こんな風に完結されることがあります。

 

私はシンプルこそデザインがあるべきだと思っています。簡単に言うとこんな感じです。

× 無難=シンプル

   ↓

◯きれいなデザイン=シンプル

 

だからインテリアの世界にも、ファッションの世界にもシンプルのプロという人達がいます。

スッキリとした空間を飾れる人。

その場の空気を損なうことなく、デザインを共存させられる人。

 

私はファッションの世界では、クラッシックスタイルの恩師。

インテリアの世界では、シンプルスタイルの恩師を持ちました。

やや男くさい空気も漂わせてしまうのは、洋服の世界での師の影響。

今もきれいなスタイルに憧れてしまうのは、インテリアの世界で師事した女性からの影響です。

 

ニュアンスの話になります。

分かりにくくてもご容赦ください^^;

 

部屋はキャンパス

『白い壁と木の床』と言葉にするのはこの為です。

白い壁と木の床をキャンパスに見立てて、ラグを選んでもらえるようにしています。

 

『白い壁と木の床』

これは例えたイメージでしかないですが

多くの方が持つご家庭のイメージにも添えると思っています。

やはりずっと昔から白い壁というのは清潔感があり、住宅室内のデザインとしては採用されるものです。

同じく木のフローリングも現代に生きる私たちにとっては、快適な住居のイメージに繋がります。

 

私が独身だった安アパートもそうでしたし笑

家庭を持って入った賃貸もそう。

今も白い壁と木のフローリングの家に生活しています。

 

世界のインテリア雑誌をめくっても、同じ景色が豊富にあります。

部屋を真っ白なキャンパスのように見立てて

デザインのある道具と暮らすなんて理想的です。

 

そして端的に言うと、その理想は現実そのもの。

是非ご自宅の白いキャンパスへ

シンプルできれいなヴィンテージラグを取り入れて見て下さい。

 

きっとすぐさま、異国へ旅をしたかのような

特別な体験が待っていると思います。

 

 

『白い壁と木の床』

これは私にとってラグとの合言葉であり、これから出逢うお客様にも約束する言葉です。

 

今日もここまでお読み頂きありがとうございました。

お店でお会いする機会もなかなか作れないので、少し自己紹介がてらにお話をblogにまとめています。

 いつも本当にありがとうございます。

Maison Étretat | Sugibayashi Yusuke

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